「都心の地価が高騰している」というニュースは、ここ最近よく目にするようになりました。ただ、我が家があるのは東京都心近郊のベッドタウン。「都心の話であって、郊外は関係ないのでは」と思っていたのですが、次第に「郊外エリアでも地価が上がっている」という報道を目にするようになり、他人事ではないと感じ始めました。
この記事では、私が「売却」という選択肢を意識し始めたきっかけと、その時に考えていたマネープランについて、実体験ベースで書いていきます。
きっかけは地価上昇のニュース
不動産価格に関するニュースを見ていて、印象に残ったのは次のようなポイントでした。
- 都心部だけでなく、郊外エリアでも地価上昇の傾向が見られるという報道が増えてきたこと
- 購入時の金額よりも高い金額で売却できているケースがある、という話を聞くようになったこと
「うちの地域はさすがに関係ないだろう」と思いつつも、気になって仕方がなくなり、実際に一括査定を試してみることにしました(このあたりの経緯はこちらの記事で詳しく書いています)。
頭の中で考えていたマネープラン
査定を試す前、私の頭の中には、以下のような単純な計算がありました。
- 購入時よりも高い金額で売却できた場合
- 住宅ローンの残債を返済しても、手元にまとまった資金が残る
- その資金を投資に回せば、将来的なリターンが増えるのではないか
正直なところ、この時点ではかなりざっくりとした皮算用でした。「高く売れそうだから、なんとなく得しそう」という感覚に近いものだったと思います。
実際に考える中で見えてきた注意点
一括査定や内見査定を進めていく中で、当初の単純なプランには、いくつか見落としていた視点があったと感じています。
① 「高く売れる」と「手元に残る」はイコールではない
査定額がそのまま手取り額になるわけではありません。仲介手数料、抵当権抹消費用、印紙税、場合によっては譲渡所得に対する税金など、諸費用を差し引いて初めて「実際に手元に残る金額」が分かります。この点は、査定額を見た時点では見落としがちなポイントでした。
② 「売ってから買う」か「買ってから売る」かのタイミング問題
住み替えを伴う場合、売却と購入(または賃貸への切り替え)のタイミングをどう調整するかで、資金計画が大きく変わってきます。このあたりは、持ち家vs賃貸のリアルな葛藤についての記事でも触れています。
③ 投資に回す前提の資金計画は、思ったよりシビアに考える必要がある
「浮いたお金を投資に回す」という発想自体は自然なものだと思いますが、実際にいくら手元に残るかが確定するのは売買契約〜引き渡しが終わった後です。皮算用の段階で投資先まで決めてしまうのではなく、段階を踏んで考える必要があると感じました。
この記事で伝えたいこと
「地価が上がっているらしい」という報道をきっかけに売却を考え始める人は、私以外にも多いのではないかと思います。ただ、実際に動いてみると、「売れそうな金額」と「実際に手元に残る金額」の間には、想像以上にいろいろな要素が絡んでくることが分かりました。
実際に一括査定を6社+AI査定で試してみた結果と、そこから見えてきたことについては、こちらの記事に書いています。
この記事は、個人の体験に基づく資金計画の考え方の記録であり、投資助言・不動産取引の助言を目的としたものではありません。実際の売却や投資の判断にあたっては、不動産会社・税理士・ファイナンシャルプランナーなど専門家への相談をおすすめします。



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